日本の伝統的な食品には、発酵食品で代表される味噌があります。味噌×ラーメン、日本人にとって身近な食べ物同士、合わないはずがありませんよね。
味噌ラーメンの発祥はやっぱり「札幌」だそうで、「味の三平」店主の大宮さんが考案したそうです。今では当たり前のように存在している味噌ラーメンも、当時は衝撃を受けたに違いありません。
そんな多くの道産子たちを魅了してきた札幌の味噌ラーメン、ななんと、お台場で食べられます!お店の名は、札幌ラーメン「みその」です。札幌まで行かなくてもその味を食べられるなんて、嬉しい限りです。
というわけで今回は、お台場にある札幌ラーメン「みその」についてご紹介します。
「みその」は札幌ラーメンだけど、東京ラーメンがルーツのようなもの
ちょろっと調べたところ、「みその」は東京ラーメン「けいすけ」で修行した店主が札幌で始めたラーメン屋さんとのことです。
東京がルーツとはいえど、北海道をリスペクトしつつ、独自のオリジナリティを出しているとのこと。いわゆる「守破離」ってやつでしょうか。本州では、お台場のほか、川崎のラゾーナ川崎にも入っているようです。
「みその」はアクアシティお台場の東京ラーメン国技館 舞の一角にあります
お店の外観です。アクアシティ5階にある、東京ラーメン国技館の入口をくぐると、すぐ右手にあります。
混雑している中の券売機、私事で恐縮ですが苦手です。視界が狭いので一瞬でメニューを記憶できず、画像と商品名を見ながら、目と指がうろうろします。今回は平日行ったので気持ちに余裕がありました。
こちらは店内の様子です。
いたるところに北海道のポスターが貼られていて、どこからか北海道愛を感じます。
「みその」のラーメンはこだわりが色々
今回は、無難に、味噌ラーメン(850円)を注文しました。
日本最北端にある味噌蔵の「最北端味噌」を使った味噌スープは、こっくりしていてとーってもおいしい~。ずっとチビチビ飲んでいたくなる、本州でも万人受けする味です、たぶん。
また、ゆずが少し入っているので、ときどきさっぱりした口あたりにもなります。ゆずと味噌って合うんですね!
たまごのちぢれ麺は、スープにしっかり絡みます。大きめチャーシューはこだわりがあって、桜のスモークチップで燻製されています。風味良く、フワフワとろとろでした。
あとから気づいたのですが、味付き玉子も桜シップで燻製にしたものでした。あいやー、トッピングしたらよかったです。
とても満足しましたが、やっぱりラーメンは塩気が強いです。あとから、喉がカラカラになりました。
とはいえ、歩き疲れた体や冷えた体にはあつあつラーメンが身体にしみこみます。「みその」でエナジーチャージされてはいかがでしょうか~