お台場に住んでいると、「よくあんなところに住めるね?」と言われることがあります。
「お台場は遊びに行くところであって、人の住むところではない」というイメージがあるらしく。
でも、お台場は歩道も広いし、意外と自然も多いのです。
住宅地から一番近い、自然といえば、こちらの「第三台場」です。その歴史は古く、なんと、江戸時代に作られました。
今回は、お台場に来たら一度は訪れていただきたい、第三台場をご紹介します。
第三台場とは?
第三台場は、江戸時代、ペリーの黒船来航に備え、東京湾上に作られた品川台場の跡地の一つです。
今は「台場公園」という名称の都立公園となっています。もちろん、出入り自由、無料です。
第三台場への行き方ですが、お台場海浜公園をレインボーブリッチ側に向かって道なりに歩いていくと、島のようなものが突き出ています。
周囲は石垣で囲まれており、一見城跡のようにも見えます。 こちらの台場は、1辺が160mの正方形だそうです。
階段をあがると、開けた感じ。
真ん中が凹んでいて芝生が広がっています。私の気分はすっかりラピュタにたどり着いたシータ。
大砲置き場としての、当時の様子がうかがえる
ご丁寧にも、案内板があります。北側には船着場跡があり、火薬庫・玉薬置所などの跡、中央には兵舎の礎石が残っています。
下に降りて、どんどん進んでいきます。
奥に進むとまた開けています。
普段から運動不足の私には、良い散歩になりました。
第三台場はレインボーブリッチを渡る時、ゆりかもめ電車の中からも見えるので、気になっている人もいたのではないでしょうか。
入れると知らなかったという人もいましたので、是非足を運んでみてください。
第三台場は心霊スポットらしい?
ちなみに、「第三台場」でぐぐると、合わせて「心霊」というキーワードが出てきました・・・。
私が知らないだけなのかもしれないですが、今まで聞いたことが無かったのでびっくりしました。
ただ、お台場の学校では、防犯上の観点から、第三台場には子供たちで出かけるのは禁止になっています。たしかに、夜は真っ暗です。明かり、一切なし。
今回、娘と2人で行きましたが、昼間でも、奥の方に行くのはちょっと怖かったです。
幽霊というよりは・・・、獣が出そうな怖さ?
夜はもっと怖いかと。お気を付けください・・。ひゅるるるる。
下の奥の方はちょっとスリルがありますが、上の土手部分にはベンチがたくさんあります。
ちなみに、春は桜がとーってもきれいです。是非、景色も楽しんでくださいね~